2018年01月05日

グランツーリスモ6/PS3リプレイデータで実走行エミュレーション/FPDLinkV&CAN(1)

国際画像機器展2017で展示したデモのレポートを2回に分けて掲載します。
英語版レポートは以下よりご覧ください。(English version)
http://www.net-vision.co.jp/dl/CAN-Blog-Eng-20171227.pdf

展示会では、CG走行映像と走行データ(CAN信号)を、同期転送するデモを展示しました。

今回のデモの趣旨は、高価なCGツールを使用しないで、グランツーリスモ6/PS3を使用して簡易的な走行シミュレーションを実行することです。

Vector社CANapeと弊社SVO-03とSVM-03は、既にご使用になっているお客様は多いと思います。この環境があれば、安価な走行テスト環境が構築できます。

グランツーリスモで作成したCG動画と走行データを、CANapeとSVO-03を使用しFPDLinkV&CANデータとして送り出せます。データの受け側はECUですが、今回はCANapeとSVM-03で受け取っています。詳細は本文をご参照ください。

今回のデモの構成概略は下記の通りです。
図1.jpg
図1:デモ全体構成概略図

図中の@〜Bの構成概要は下記の通りです。
@映像データの転送:弊社のSVボードとVector社のアプリ(CANape)を使用しました。
A走行データの転送:Vector社のアプリ(CANape)とCAN転送用デバイスを使用しました。
BCG映像と走行データの作成:PS3のゲームソフトのリプレイデータを使用しました。
上記@〜B構成とVector社のアプリ「CANape」を説明します。

@映像データの転送構成
PC間の映像データ転送は弊社のSVボードを使用します。使用したデバイス構成等は下図
の通りです。
使用したデバイス
・SVO-03U&P (弊社ボード)
・NV021-A (弊社ボード)
・NV012-C (弊社ボード)
・SVM-03 (弊社ボード)
・PC (2台)
図2.jpg
図2:映像データ転送構成

表1.jpg
表1:デモで使用した各SVボードの入力/出力規格

・SVO-03U&P
HDMIの信号を取り込んでUSB3.0ポート、もしくはパラレルポートに出力するためのボードです。
パラレルポートに出力するモードで使用し、NV021-Aへデータを転送します。
・NV021-A
パラレル信号を取り込んでFPD-LinkV信号に変換するためのボードです。
・NV012-C
FPD-LinkV信号を取り込んでパラレル信号に変換するボードです。
・SVM-03
パラレル信号を取り込んでUSB3.0ポート、もしくはHDMIポートに出力するためのボードです。
USB3.0ポートに出力するモード(UVCモード)で使用し、PCへデータを転送します。

今回の構成ではSerDes変換(FPD-LinkV)を行っておりSVM-03側を仮想ECUとしています。

A走行データの転送構成
PC間の走行データ転送はVector社のデバイスを使用します。使用したデバイス構成等は下図の通りです。
使用したデバイス
・VN1610 CAN Interface (Vector社, 2個)
・Vector CANcable 1 (Vector社)
・PC (2台)

図3.jpg
図3:走行データ転送構成

・VN1610 CAN Interface
CAN高速トランシーバーです。USB2.0コネクタとD-SUB コネクタを有しており、今回のデモではUSB2.0側をPC、D-Subコネクタ側を Vector CANcable 1へと接続して走行データの転送を行いました。
・Vector CANcable 1
VN1610 CAN Interface同士を接続する場合に使用します。

※Vector社ホームページは以下になります。
https://jp.vector.com/vj_index_jp.html

次回に続く...
posted by デベマネ at 15:08| Comment(0) | SVシリーズ
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