2015年04月22日

露光時間測定装置できました

4月よりソフトウェア担当の新人が1名入社しまして、その新人Y君が作成した、露光時間測定装置をご紹介します。
露光時間測定装置とは、センサーの露光時間を測定することとフレーム抜けなくキャプチャできることの検証用として社内の評価用で作成しました。

[概要]
32x16 の単色 LED マトリックスを使い、ビデオカメラの露光時間や実フレームレートが確認できる装置です。LED は一定間隔ごとに点灯されるので、これをUSB カメラ等でキャプチャした上で、キャプチャされたフレームの LED の点灯個数をカウントすることで、このときの露光時間等を計算することができます。SVM-03ボードのFX3 マイコンを使用しており、SPI ROM にプログラムを書き込むことで、+5V 電源によりスタンドアローンで動作することができます。
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[装置構成]
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SVM-03のFX3内蔵ARMマイコンで制御しています。USBは電源供給のみです。

[使用方法]
標準の動作では、0.5 msec. ごとに LED マトリックス上の点灯する LED が切り替えられます。このとき、カメラにはいくつかの LED が同時に点灯しているように記録されるので、この LED の個数を数えることで、
・(露光時間) = (LED個数) x 0.5 [ms]
・(フレームレート) = 2000 / ((前フレームの点灯開始位置) - (前フレームの点灯開始位置)) [fps]
などと計算できます。たとえば以下の例では、54 個の LED が点灯しているので、露光時間は約 27 msec. ということがわかります。
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[その他]
このデバイスは PC に接続すると、Cypress の Bulkloop サンプルプログラムと同様に認識されます。Cypress Control Center などのアプリケーションから Bulk OUT エンドポイントに任意の 4 バイトの時刻設定データを転送することで、LED クロックとしての動作に切り替えることができます。

ということで今回はここまで。次回は2ch接続の弊社HDMIモニターボードのサイドバイサイド表示をご紹介したいと思っていますのでご期待を。
posted by デベマネ at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | FX3