2015年01月06日

2ch表示システムできました

弊社には昨年10月よりハードウェア担当の新人が1名入社しておりまして、
その新人N君が初めて設計した2ch変換基板を使用した2ch表示システムをご紹介します。

DSC_0090.JPG

構成は上の写真のとおりです。カメラモジュールは日昇テクノロジー社から販売されていますOV5642カメラボードです。SVI-06ボードとカメラモジュールの間に新人N君が設計した2chカメラ接続用変換基板を使用します。
SVI-06ボードは2ch用にカスタマイズされております。2台のカメラからビデオ信号、画像信号をそれぞれ入力し、今話題のFPGAプラグインで2ch同期を行い、ホストへは16bitデータとして渡し、ホストアプリで16bitを8bit、8bitに分割し、Side-by-Sideで表示します。

OV5642カメラボードは最大5Mまで出力が可能で、最近いろいろな雑誌で取り上げられていますのでご存じの方も多いのではないかと思います。ただ、起動ファイルをI2C通信でカメラモジュールールへ送らないとカメラから画像が出力されないので、そこがちょっと面倒ですね。

2chカメラ接続用変換基板は、下図のような回路になってます。

blog-1.jpg

SVIボードからは同じシステムクロックをカメラモジュールへ供給します。記載していませんが、I2C信号も同じ信号を通していますので、SVIボードからのカメラモジュールへのI2Cコマンドは同じものが各カメラモジュールへ通達されます。同じシステムクロックで同じI2Cコマンドなので、ほぼ同時に画像信号が出てくることを前提としています。
Ch.1、Ch.2ともPixClk、VSync、HSync、画像データBit0からBit7までをSVIボードへ入力します。このデータを使用し2ch同期を行います。

DSC_0091.JPG

SVI-06ボードは2ch同期入力用にカスタマイズしたFPGAが実装されています。2chカメラ接続用変換基板から入力されたPixClk、VSync、HSyncを使用して2ch同期を行いホストへ16Bit画像として渡します。

ホストPCのアプリはSVIsamを2ch用に改造したものです。ホームページにアップされているものからは若干の追加がありますが、基本は変化ありません。

blog-2.jpg

2chカメラ接続用変換基板は、ch.1だけにカメラモジュールを接続しても標準の1ch用で動作しますのでOV5642とSVI-06ボードとこの変換基板のセットで簡単に画像入力が実現できます。

DSC_0092.JPG

今回使用させていただいた、日昇テクノロジー社のOV5642のページは以下となります。
http://www.csun.co.jp/SHOP/20120881201.html
弊社では、OV5642の他にOV7670も使用実績がありますので、お困りごとが
あればお気軽にお問い合わせください。

また、他社代理店様経由のOmniVision社のカメラモジュールも多数接続実績が
ありますので、こちらについてもお気軽にお問い合わせください。

ということで今回はここまで。次回はUSB3.0チップとFPGAを使用した小さいUSBカメラをご紹介したいと思っていますのでご期待を。




posted by デベマネ at 13:31| Comment(1) | SVシリーズ

1080P-60fps表示のためのホストPCノウハウ

あけましておめでとうございます、本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

前回の記事で1080P、60fps、RAW10bitの画像をRAW現像IPを通して、フルレート表示することに成功しましたという内容を投稿させていただきました。

今回は、フルレート表示するためのノウハウを記事にさせていただきます。

構成は前回と同様で下図のとおりです。1080P、60fps、RAW10bit、FullHD画像をMIPI出力するイメージセンサーを弊社SVI-MIPIボードと接続し、SVI-MIPIボード内FPGAでMIPIシリアルから32bit幅パラレルに変換し、SVI-06ボードに入力させて、SVI-06ボード内FPGAのFPGAプラグイン機能でRAW現像を行い、FX3でホストPCへ転送し表示します。

20140829-1.png

フルレート表示するためには、やはりPC性能が大変重要です。弊社で最高速のPCのスペックを以下に列挙します。

CPU:Intel Core i7 4770 3.4GHz
メモリー:32GB
GPU:NVIDIA GeForceGTX650
OS:Windows7 64bit
PCタイプ:デスクトップ
メーカー:マウスコンピューターさん
USB3.0チップ:Intel

GPUについては現在もっと高スペックなものもありますが、一応上記スペックでフルレート表示できました。
CPUがクワッドコアで高周波数なものが一番です。他にグラフィックチップを別に搭載している方がCPUの負荷を減らし、表示を高速にできます。後、モニターも高周波数なものがおすすめです。ゲーム用のモニターなどは120Hzに対応していますので追従が素晴らしいです。

ノートPCの場合は、ゲーム用ノートPCがおすすめです。ノートPCゆえCPUが低電圧版でバッテリー長持ちとかありますが、高フレームレート表示のためには通常版でないとスペックがでません。Core i7でも低電圧版ですとスペックは出ないのを確認済みです。
CPUが高性能、GPUが外付けを選んでください。

フルレート保存するためには、高速なSSDが必要です。最近はM.2インターフェースに対応したSSDが販売されていますので、これに対応したSSDであれば最大転送速度が500MB/secを超えますので、かなり余裕があります。

USB3.0は高速なので、ホストPC環境も高速、高性能を必要になってきます。

ということで今回はここまで。次回は2ch構成による2ch表示を記事にしようかと思っていますのでご期待を。
posted by デベマネ at 10:19| Comment(0) | SVシリーズ